【 壱本堂 の由来】令和5年睦月

 令和5年、穏やかに新年を迎えることができました。巷では、コロナの感染に加え、インフルエンザの感染も広がっているとか。相変わらず、なかなか気を許すことができない日々が続いております。

 弊社は昨年、千代田区九段へと本社を移転させて頂きました。本社移転に際し、改めて、弊社の社名の由来についてご紹介させて頂きたいと思います。

 もともと、私の曾祖母(ひいおばあさん)が、「一本堂」の屋号で商いを始めたことに由来します。現在、弊社は不動産業を営んでおりますが、当時は、健康食品などを小売りしていたようです。その後、代々4世代に渡って小売業に携わってきましたが、平成31年に「壱本堂」と社名を変更して、不動産業に転身致しました。

 曾祖母が商いを始めたのは明治43年だと聞いております。ずいぶん昔の話しですし、しっかりとした書面が残っているわけではありませんから、その程度の内容と受け止めて頂ければ幸いです。昨今、「一本堂」の屋号をお使いの企業、店舗は複数、検索サイトなどで確認できます。それぞれの企業、店舗様、それぞれの思いを込めて屋号をお使いだと思います。私どもの屋号は、江戸時代の医師・香川修徳さんの号に因んでいる、と代々聞いております。

[Wikipedia の香川修徳のページをご参照ください]

 儒教の教えと医学は一つのもの、とのお考えだったようです。私は「事業」とは、ただ売上や利益を追求するだけのものではなく、「事業」に取り組む際、事業への想いや考えが伴ったものでありたい、という解釈をしています。綺麗ごとを申し上げているようですが、このような考え方を大切にしたいと思っております。

●過去記事

 2022-10-19 本社を移転致しました